岩田温 著
定価 | 1100円(本体1000円+税) |
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判型 | 新書判 |
ページ数 | 256P |
ISBN | 978-4-8191-1439-4 |
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発売日→2024年8月5日
登録者数18万人超の人気ユーチューバー、保守論壇常連の政治学者――。
今40歳の岩田温氏が早稲田大学在学中の21歳の時に刊行したデビュー論文集がついに蘇る。
戦後の繁栄の裏で溶解しつつある日本人の精神をどう守り、後世に引き継ぐか――。
一学徒の、愛国と憂国の情がほとばしる著者の原点、20年ぶり新装復刊!。
◇国家観を喪失した戦後という時代
◇戦後日本で大旋風のE・H・カー、ヘーゲルの歴史哲学を斬る
◇今求められる「垂直的共同体としての国家」
◇西南戦争での西郷隆盛と大東亜戦争での特攻隊員の共通点
◇危機に際し「立ち上がった歴史」を持つ民族と持たざる民族の違い
「かつては独立自尊のため立ち上がることができた日本が、祖国のために命をおとした先人を祀ることすらままならなくなっている。(略)激動する時代の中にあって我々に求められていることは、特攻隊で出撃した、我々と同じ学徒の想いを継いでいくことではなかろうか」(「はじめに」より)
「彼ら(特攻隊員)を犬死とあざけ笑うものは、自らの空疎な生を認めることを怯えているだけではあるまいか」「民族の歴史を引き受ける覚悟を忘れた瞬間、それが戦後ではなかったか」(「終章」より)