門田隆将 著
定価 | 1760円(本体1600円+税) |
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判型 | 四六版上製 |
ページ数 | 304P |
ISBN | 978-4-8191-1429-5 |
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発売日→2023年11月15日
命を救ったのは真水をたたえた日本の領土だった——
圧倒的な事実と壮絶なドラマ、奇蹟の生還。
感動の尖閣領有ノンフィクション
1945(昭和20)年、最後の疎開船で台湾へ向かう石垣島住民は米軍機の攻撃で漂流。ある進言で尖閣諸島の魚釣島へ向かうのだが…。
78年を経て明らかになる壮絶な尖閣戦時遭難事件の真実、奇蹟の全貌。日本人の歴史と矜持が緻密な取材で浮かび上がります。子や孫に伝えたくなる感動の尖閣領有ノンフィクションです。
この史実が中国の噓にトドメを刺す。
はじめに
プロローグ
第一章 最後の疎開命令
第二章 「水軍隊」の誕生
第三章 阿鼻叫喚の中で
第四章 「あそこに行けば真水がある」
第五章 飢餓の島
第六章 尖閣はなぜ日本の領土なのか
第七章 「舟を造るしかない」
第八章 赤い鉢巻の決死隊
第九章 奇跡ふたたび
第十章 救出船は来た
第十一章 もう一つの悲劇
第十二章 ありえない「奇縁」
第十三章 赤い鉢巻の「主」はどこに
エピローグ
おわりに
門田隆将(かどた・りゅうしょう)
作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発』『日本、遥かなり─エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』『太平洋戦争 最後の証言(第一部〜第三部)』『汝、ふたつの故国に殉ず』(角川文庫)、『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』(新潮文庫)、『甲子園への遺言』(講談社文庫)、『疫病2020』『日中友好侵略史』『新聞という病』(産経新聞出版)など多数。