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マスコミと官僚の「無知」と「悪意」

香港人は本当に敗れたのか

藤本欣也 著

定価 1,650円(本体1,500円+税)
判型 A5判
ページ数 312P
ISBN 978-481911407-3

以下のオンラインサイトから購入いただけます。

発売日→2021年12月1日


香港の現場からは「中国」がよく見える

内容紹介

「20年前の香港」と「国安法施行の香港」
現地取材した記者が中国支配の恐怖に迫る

香港メディアも取り上げ大反響を呼んだ
2020年7月1日付産経新聞1面記事「香港は死んだ」を含む
一連の香港報道を書籍化

香港返還直後の現場報告も収録

著者は2019年10月から20年10月まで香港に長期出張。
その一連の香港報道に対し
2020年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞
「習近平政権による『中国化』政策のなかで民主化を求めて苦闘する香港を取材、迫力のあるルポルタージュを生み出した」(同賞授賞理由より)

「現場で身震いしながら、どのように伝えたらいいのか自問自答の日々だった」

2020年6月30日、国安法の施行である。私は迷わず「香港は死んだ」と記事に書いた。
一夜にして、既存の自由が剥奪されたのだ。それからの香港で何が起きたのか。
民主活動家の大量逮捕、民主派議員の資格剥奪、言論・集会の自由の大幅規制、愛国教育の推進……。
私がインタビューをした民主活動家のほぼ全員が逮捕された。(本書より)

著者について

藤本欣也(ふじもと・きんや)

産経新聞元中国総局長。1963(昭和38)年大阪府茨木市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、韓国・延世大学に語学留学。
90年産経新聞社入社。96年フランスに語学留学。香港支局長(1998~2001年)、ブリュッセル支局長、シンガポール支局長、ソウル支局長、中国総局長(2016~19年)、東京本社副編集長を経て、現在は外信部編集委員兼論説委員。
2019年10月から20年10月まで香港に長期出張、その一連の香港報道に対し2020年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。

著書に『インドの正体 好調な発展に潜む危険』(産経新聞出版)、共著に『声なき声を語り継ぐ』(新潮社)など。