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日本共産党の最新レトリック

日本共産党の最新レトリック

筆坂秀世 著

定価 本体1300円+税
判型 四六判
ページ数 224P
ISBN 978-4819113687

以下のオンラインサイトから購入いただけます。

発売日→2019年6月27日


究極のご都合主義を暴く!

内容紹介

皇室、憲法、日米安保、財政、
自衛隊、選挙公約、中朝韓……

究極のご都合主義を暴く!

元日本共産党ナンバー4が手の内を明かします。

悪質な政党隠しの「野党共闘」/強引なこじつけ
「非民主的」指導部/社会・共産主義の展望ナシ
「何でも反対」なのに批判には「謀略だ」……

救いようのない思考停止!

大幹部の巧言や美辞麗句に、
なぜ党内から異論も疑問も出ないのか?

志位和夫委員長は、中央委員会総会の報告で、
「わが党の訴えは、論戦全体をリードし、有権者の願いや関心にかみあい、共感を広げました」
「選挙後、都道府県委員長のみなさんから感想を寄せていただきましたが、
それを読んでも、例外なくわが党が行った政治論戦についての確信が語られています」と語っている。
本当にこう思っているとしたなら、救いようがない。(「はじめに」より)

国政選挙を前に是非読みたい一冊です。

主な内容

  • はじめに
  • 第1章 弱い者同士の野合
    ◎宮本岳志の勇気ある決断?
    ◎大惨敗の2019年統一地方選
    ◎「共産党を除く」という壁は消えない
    ◎1人区での選挙協力は大きなプラス
    ◎混迷の野党はどこに向かう?
    ◎他党は共産党との距離感に悩んでいる
    ◎存在そのものが野党共闘の最大の壁
    ◎野党はなりふり構っている場合ではない
    ◎ブームに便乗する政治家の末路
    ◎私は与党議員をうならせる質問を心掛けた
  • 第2章 「独り相撲」の日本共産党
    ◎地方選なのに「『戦争する国づくり』を許しません」
    ◎「第3の躍進」はもう終わったのか
    ◎連立を呼びかける政党は20年間なかった
    ◎野党のふがいなさが国民を政治から遠ざける
    ◎「病は気から。ともかく頑張れ」
    ◎「しんぶん赤旗」を45万部以上も増やせ?
    ◎「楽しく元気の出る支部会議」なんて無理
    ◎「おもしろい」どころか役に立たない党綱領
    ◎自ら立候補できない選挙制度の不思議
    ◎自画自賛の創立95周年記念講演
    ◎実質的なナンバーワンは不破哲三
    ◎一夜にして「過去の人」となった宮本顕治
    ◎私の来店を共産党に〝通報〟した京都の食事処
  • 第3章 幻のイデオロギー革命
    ◎まぎれもなく暴力革命を掲げていた
    ◎若者に示すべき夢と大義がない
    ◎政権に就いたことのない野党のきれいごと
    ◎なぜそれほどベネズエラが好きだったのか
    ◎平成は社会主義終焉の時代
    ◎私の眼も曇っていた
    ◎党史上最大の裏切り者
    ◎佐野学は間違っていない
    ◎あっという間に終わった「市民革命」
    ◎「革命という言葉を軽々しく使わないでほしい」
    ◎そもそも立憲主義の対極にある共産主義
    ◎わずか20年で正反対の見解に
    ◎科学的社会主義は科学的ではない
    ◎本気度が足りなすぎた「民主連合政府」構想
  • 第4章 こんな政党に安全保障は任せられない
    ◎出るべくして出た「防衛費は人殺し予算」発言
    ◎「海外派兵型」兵器?
    ◎安保廃棄も自衛隊解消も「国民合意」に丸投げ
    ◎開会式に「出たかった」と素直に認めよう
    ◎自衛隊の行事にも出てみたらいかが
    ◎護憲派の批判は中国、韓国と同じレベル
    ◎憲法通りの政治を否定
    ◎憲法改正の足かせとなった「自衛隊合憲」
    ◎志位和夫は自衛隊を結局どうしたい?
    ◎見放される論拠薄弱な護憲派
    ◎共産党指導部のいちゃもん
  • 第5章 日本共産党と中朝韓
    ◎最も嫌韓派だった政党
    ◎まだ朝鮮労働党との関係正常化を目指す?
    ◎中国の顔色を見るだけか
    ◎兄弟党の中国共産党
    ◎武装闘争を持ち込む中国共産党
    ◎毛沢東と大喧嘩して関係断絶
    ◎32年ぶりの関係修復は本当に喜ぶべきことか
    ◎中国の覇権主義が破たんしたらどうする?
    ◎〝何を今さら〟の中国批判
    ◎中国共産党にすっかり騙された「科学の目」

著者について

筆坂秀世(ふでさか・ひでよ)

評論家・元日本共産党政策委員長。1948(昭和23)年、兵庫県生まれ。県立伊丹高校卒業後、三和銀行に入行。日本民主青年同盟の活動を経て、18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し専従活動家となる。
国会議員秘書を経て、1995年に参議院議員初当選。共産党ナンバー4の政策委員長を務める。党屈指の論客として活躍したが、2003年に議員辞職し05年離党。
評論・言論活動に入り、06年『日本共産党』(新潮新書)がベストセラーに。他の著書に『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、『野党という病い』(イースト新書)など。