髙橋洋一 著
定価 | 本体880円+税 |
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判型 | 新書版 |
ページ数 | 224P |
ISBN | 978-4-8191-1343-4 |
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発売日→2018年7月27日
バカのウソ、無知のウソ
保身のウソ、私怨のウソ
マスコミはバカで無自覚に小ウソをつく。
官僚は周到に姑息な小ウソをつく。
その積み重ねが日本を壊す!
現役財務官僚も読んでいる
エリートの小ウソこそを警戒せよ
国を壊すマスコミと官僚の小ウソ――はじめに
第1章 大ウソに乗ったマスコミの小ウソ
第2章 小ウソをかくす「疑惑報道」
第3章 最強官庁はチョンボの果てに
第4章 財務官僚の小ウソの手口
第5章 小ウソも見抜けない野党
第6章 財務省のマスコミ支配
《マスコミのつく小ウソとは、事象に無知なため無自覚につく嘘のことだ。また、官僚の小ウソとは自己保身、私怨などによる周到で姑息な嘘である。無知のウソ、バカのウソ、保身のウソ、私怨のウソ……。
一つひとつのウソは小さなものであっても、その積み重ねが国を壊しかねない。》(「はじめに」より)
《森友学園問題の政府答弁では、交渉記録の保存期間は「1年未満」なので、保存していなくても「法令に即して適切に処理した」という答弁が連発された。
しかし、この「法令」という言葉がくせ者なのだ。「法令」を正しく定義すれば「法律」と「命令」で構成されている。法律は国会で作られるが、命令とは、政令や規則など官僚が作るものだ。
つまり、「法令に即して適切に処理」とは、官僚が自ら作った命令に従ったのだから正しいという「上から目線」だ。》(本書より)
高橋洋一(たかはし・よういち)
(株)政策工房会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80年、大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉純一郎内閣・第1次安倍晋三内閣で経済政策のブレーンとして活躍。著書に『さらば財務省! 』(講談社、第17回山本七平賞受賞)、『「官僚とマスコミ」は?ばかり』(PHP新書)、『財務省を解体せよ! 』(宝島社新書)など多数。2010年1月から夕刊フジで「『日本』の解き方」を好評連載中。