黒木亮 著
定価 | 本体1,800円+税 |
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判型 | 四六判上製 |
ページ数 | 420P |
ISBN | 978-4-8191-1215-4 |
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発売日→2013年7月13日
タカ派長官による粛清人事、「売上げ」という名のノルマ、蠢く政権与党、白熱する原発訴訟―
裁判所のベールを剥ぐ、平成の「白い巨塔」待望の登場!
「裁判官はあくまで政治的に中立でなければならない」
石田和外最高裁長官の言葉で、粛清人事が始まった。
大阪地裁の村木健吾ら「現場組」は、司法反動の激流に抗し、「裁判官の独立」を守ろうとする。
一方、父親が犯罪者という十字架を背負う津崎守は、「司法の巨人」弓削晃太郎に見込まれ、エリート司法官僚の道を歩き始める。
最高裁は、札幌地裁の自衛隊訴訟判決に対する自民党の怒りを恐れ、「長沼シフト」を検討。
松山地裁で白熱する伊方原発訴訟の攻防は、津崎をも巻き込む―。
裁判所の内幕を抉る社会派巨編小説!