矢板 明夫 著
定価 | 本体1,300円+税 |
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判型 | 四六判並製 |
ページ数 | 232P |
ISBN | 978-4-8191-1211-6 |
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発売日→2013年5月25日
中国には一党独裁体制を守るために、国益を譲っ<た歴史がある。
中国国内で大混乱が起きるとき、日本に大きなチャンスがやってくる。
自壊のサインは中国人の本音にあり。
中国の勇ましい「尖閣主戦論」が吹っ飛ぶ彼らの急所!
◇いま、中国の脅威から尖閣諸島をいかに守るかが、日本にとって最大の課題になりつつある。
中国との一戦は避けられそうにないと悲観する日本の識者も増えている。
しかし、長年、中国を観察している筆者は、「日本側がしっかりと準備すれば、国内に多くの矛盾を抱える中国は尖閣問題で簡単に動けない。
日本が外交戦で中国の弱点を1つひとつ突いていけば、結果として戦わずに中国に勝てる」と考えている。
「勝つ」とは目的を達成することである。(「序章」より)
産経新聞中国総局(北京)特派員。
1972年、中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に引き揚げ。千葉県出身。
1997年、慶應義塾大学文学部を卒業。同年、松下政経塾に入塾(第18期)、アジア外交が研究テーマ。
その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師も経験。
2002年、中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞社に入社。
さいたま総局記者などをへて2007年より現職。
『習近平 共産中国最弱の帝王』(文藝春秋、2012年3月刊)で、第7回樫山純三賞を受賞。