笠井信輔 著
定価 | 本体1,300円+税 |
---|---|
判型 | 四六判並製 |
ページ数 | 280P |
ISBN | 978-4-8191-1144-7 |
以下のオンラインサイトから購入いただけます。
発売日→2011年10月28日
私たちは〝余計な人間〟ではないか?
ボランティアをしたほうが役立つのではないか?
被災者に水や食料をあげたほうがいいのではないか?
取材車で行方不明者捜しを手伝った方がいいのではないか?
いや、それならば、何のために僕はここにいるのか…。
その時、52階にいた私/排泄をする余計な人間/移せなかった被災者の“犯罪”/遺体は拳を突き上げていた/
私はお年寄りを抜いてしまった/ヘルメット取材への違和感/遺体安置所になった避難所/
カメラを回せないもう一つの理由/この避難所は捨てます/他の被災者に見られていないか/
目の前で見つかった母の遺体/子供の顔にモザイクをかけるのか?/小倉さんを無視した/私の一面を垣間見た/他