一昨年に行われた国籍法改正は、多くの問題を孕んでいます。婚姻関係がなくても親が認知さえすれば、たとえ中国で育っていようと、どこにいようと日本国籍 が取得できるようになったのです。子供のためを思って生まれた“温情法律”ではあるのですが、この改正のために、様々な闇のビジネスが生まれていると言い ます。放置しておけば、日本は中国の自治区になってしまうと、著者は指摘しています。
外国人地方参政権付与、民主党がすすめる1000万人移民計画、沖縄ビジョンなども、日本にどんな利益をもたらすのか、まるで分からないと言います。むし ろ、日本の崩壊につながる政策だと著者は喝破します。日本は、不法滞在者や、「なりすまし」の中国人が溢れる、よろず災難を抱える“万災”社会になると警 告しています。
たとえ人口が減少しようとも、それに見合った社会――低学歴高学力社会、高齢者に生きがいのある社会――は、移民無用で必ず築けると結論づけています。