乙部順子 著
定価 | 本体1300円+税 |
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判型 | 四六版並製 |
ページ数 | 218p |
ISBN | 978-4-8191-1293-2 |
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発売日→2016年11月10日
没後5年、日本SF界の巨匠が最後に残したのは希望のメッセージ。
34年にわたり、ともに仕事をした女性秘書が初めて語る人間・小松左京
【主な内容】
未来を、人間をあきらめなかった人
《「小松左京」という一人の人格を通して、私は現代史を見、
昭和の大きな知性のありようを生々しく見ることができた。
その知力は非凡ではあっても、人間としては実に人間くさくて、
そこがかえって魅力的だった。人類史、いや宇宙史レベルで
物事をとらえることのできた知性は、人間の愚かさ、醜さ、
おぞましさも含めて愛することができる大きな存在だった。
そして未来をあきらめていなかった。人間をあきらめていなかった。》(本書より)